ディアジオ社は2030年までの行動目標「Society 2030: Spirit of Progress」を発表しており、安全に飲酒を行うためのアルコール教育プログラムや、飲酒運転、暴飲の危険性などについて、世界の飲酒方法をよりよいものにしていく取り組みに力を入れています。
その取り組みの一つ、持続可能な社会を実現するために「100%リサイクルガラス」を使用したウイスキーをボトリングしました。
情報元:Diageo collaborates on innovation trial to mak1e most sustainable glass Scotch whisky bottles ever
ディアジオ社が開発した持続可能な瓶を使用したウイスキー
ディアジオ社はガラスメーカーのEncirc、ガラス研究機関のGlass Futuresと協力し、リサイクルガラスを開発しました。このガラスは廃棄物を主とするバイオ燃料を使用した炉を使うことで、製造過程の二酸化炭素の排出量を最大90%減らしました。
ディアジオ社は試験的に、この100%リサイクルガラスを使用したウイスキーをボトリングしました。試験に使用した製品はディアジオ社が販売するブレンデッドスコッチウイスキーのブラック&ホワイトで、本数は173000本です。
将来、さらに試験及び開発・拡張を続けていくために、ディアジオ社は技術開発機関Glass Futuresと10年間のパートナーシップに合意しました。
持続可能なガラスづくりは、スピリッツメーカーであるディアジオ社が自身のボトリングのために始めた取り組みですが、お酒のボトルだけでなく様々なガラス商品に応用ができるため今後の発展・普及が望まれます。
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