2016年に設立されたホワイトピーク蒸留所が、今年2021年にウイスキーの販売開始に伴い、事業拡大のためにクラウドファンディングを行い1.5億円を調達しました。
ホワイトピーク蒸留所とは
ホワイトピーク蒸留所は、イングランドの高地に位置するピークディストリクトに2016年に設立された、この地域では初めてのウイスキー蒸留所です。この蒸留所は、これまでにWizards of Whisky awards 2020にて、ニューメイクと18ヶ月熟成のスピリットの両方が金賞をとっています。
また、Wizards of Whisky awards 2021でも、ライトリーピーテッドの30か月熟成(STR*とバーボン樽)のスピリットが金賞をとっています。
*STR:Shaving Toasting Re-Charringという樽の再利用方法。内側を軽く削り、再度焼き付けたもの。
製法の特徴
ホワイトピーク蒸留所の製法の特徴は、イングランドの大麦を使用し、生酵母を使用した長時間発酵を行うことです。また、使用するポットスチルは彼らがデザインを行い、伝統的な銅職人によって手作りされたものを使用しています。
ウイスキーは法律によって最低3年間、樽熟成をさせなければいけません。その間の経営のために、ホワイトピーク蒸留所はジンやラム酒も製造しています。
クラウドファンディング
ホワイトピーク蒸留は、10月にリリースされる最初のシングルモルトウイスキーに先立って、販売とマーケティング、生産、経営管理を拡張するためにクラウドファンディングを使って資金調達を行いました。
このクラウドファンディングではホワイトピーク蒸留所の株主になる機会を提供しており、当初予定していた£50万の倍以上である£1,026,950(4月13日現在)の資金調達を達成しています。この額は現在の相場で約1億5400万円になります。
クラウドクラウドファンディングは4月23日に締め切る予定ですので、興味のある方は以下のリンクから確認してみて下さい。
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