アメリカでバーボンを生産しているウッドフォードリザーブ蒸溜所が生産能力の強化を発表しました。この記事では、その発表内容について紹介します。
ウッドフォードリザーブに新しいポットスチルが
バーボンは、一般的にはカラムスチルなどの連続式蒸留機を使用して蒸溜を行うのですが、ウッドフォードリザーブ蒸溜所は数少ないポットスチルでバーボンの蒸溜を行っている蒸溜所です。
ウッドフォードリザーブは2021年に25周年を迎えます。近年の需要の増加と、次の25年に目を向けるため生産能力の拡張を発表しました。拡張内容はポットスチルと発酵槽(ウォッシュバック)の増築、ボイラーシステム用の建物の建設などです。
現在はポットスチル3基(下写真の左)で生産を行っていますが、その向かいに新しく3基設置し(写真右)、生産能力をほぼ倍にする計画です。順調に作業が進めば、来年2022年の夏に終了する予定です。
情報元:「Make it a true double: Woodford Reserve expanding distilling capacity to meet demand」
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