R&B DistillersはスコットランドのキャンベルタウンにあるDhurrie農場を購入し、ここに新たにサステナブルなネット・ゼロのウイスキー蒸溜所を建設する計画を発表しました。
Machrihanish蒸溜所
キャンベルタウンにはかつて30以上の蒸溜所がありましたが、現在はスプリングバンク、グレンスコシア、グレンガイルの3つの蒸溜所だけになっています。この地には、180年以上にわたり新たな蒸溜所は誕生しませんでしたが、新しい蒸溜所の建設計画が発表され、キャンベルタウンのウイスキー史が進もうとしています。
新たな建設計画を発表したのはR&B Distillers社で、同社はラッセイ蒸溜所のオーナーでもあり、設立者のビル・ドビー(Bill Dobbie)の家族はキャンベルタウン出身です。新蒸溜所は、化石燃料を使わないサステナブルなネット・ゼロの蒸溜所にする計画で、大麦の栽培からボトリングまでを通して行う近年では珍しい農場型蒸溜所をキャンベルタウンに復活させる予定です。
生産能力は年間40万リットルを予定しており、2023年着工に向けて計画を進めています。
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[…] 以前、当メディアでも紹介したMachrihanish蒸溜所の建設計画(こちら)に加えて、新たにキャンベルタウンに5つ目の蒸溜所の計画が発表されました。 […]