スプリングバンク蒸溜所があることでも有名なキャンベルタウン地方に新たにウイスキー蒸溜所が建設される計画が発表されました!
Witchburn Distillery
ボトラー兼ブレンダーのブレイブニュースピリッツは、キャンベルタウンに新しいシングルモルトウイスキー蒸溜所を建設する計画を発表しました。建設予定の蒸溜所の名前は『ウィッチバーン蒸溜所』です。現在キャンベルタウンでは新たに設立計画が進んでいる蒸溜所が他に2つあり、他の2つはMachrihanishとDál Riataです。
ウィッチバーン蒸溜所は、キャンベルタウン空港とマクリハニッシュ村の間に位置する予定で、年間200万リットルのアルコールを生産しする計画です。この規模はキャンベルタウンの全蒸留所の中で最大となります。この蒸溜所はネットゼロ蒸溜所として計画されており、再生可能エネルギーのみで操業し、発生する熱を可能な限り省エネで再利用するため、24時間稼働させる予定です。
設備は、1つのマッシュタン(容量5トン)、16基のウォッシュバック(容量3万リットル)、2基のウォッシュスチル(1万6000リットル)、2基のスピリッツスチル(7000リットル)を導入する予定です。マスターディスティラーのアンドリュー・ネアンは、グレンキンチー、ストラスミルで働いた経験があり、次のように語っています
『オーガニック・アーキテクツとフリリと共に、本当に素晴らしいキャンベルタウンスピリッツを製造するための蒸留所を開発する機会を得たことを嬉しく思います。伝統的な職人技によるウイスキー製造方法と最新のグリーンテクノロジーを組み合わせることは、一生に一度の機会だと思います』
“全体のデザインは、典型的で複雑、かつフルボディのキャンベルタウンモルトを製造することを目的としています。何十年も前に製造されたようなウイスキーを再現することが私たちの目標です。”
計画通りに進めば、ウィッチバーン蒸溜所は2024年に稼働する予定です。
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