アイラ島のブルイックラディ蒸溜所から新たに2種類の限定品『ブルイックラディベアバーレイ/Bruichladdich Bere Barley 2011』と『ポートシャーロット2013/Port Charlotte Islay Barley 2013』がリリースされました。どちらもシングルモルトウイスキーです。
『Bruichladdich Bere Barley 2011』『Port Charlotte Islay Barley 2013』
Bruichladdich Bere Barley 2011
『Bruichladdich Bere Barley 2011』はベア種というウイスキーが生産され始めた初期のころ(19世紀以前)に使用されていた品種の大麦を原料に使用したウイスキーです。ベア種はブルイックラディ蒸溜所が独自に現代に復活させ、敷地内で栽培されています。大麦はアルコール収量を高めるために様々な品種改良がされてきた歴史があります。その歴史について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さい。
テイスティングノート:
チョコレート、アプリコットジャム、柑橘系のハーブ、チョコレートライム、ファッジ、乾燥バナナチップス、バニラ、マシュマロ、アプリコットジャム、グーズベリープディング、モルトパン。
参考までに前回リリースされた、ベア種を使用したウイスキーを載せておきます。
Port Charlotte Islay Barley 2013
『Port Charlotte Islay Barley 2013』はブルイックラディ蒸溜所の敷地内で栽培されたコンサート種(Concerto)という大麦を原料に使用されています。バーボン樽で7年熟成された後、一部をペサック・レオニャン樽という赤ワイン樽の一種で熟成させてボトリングされました。
テイスティングノート:
暖かいオレンジの皮、ドライなピートの煙、ゼラニウムの繊細なフローラルの香り。パイとビスケットの香りがピートスモークの後ろから出てきて、モルトでフルーティーな特徴を引き継いでいます。チェリーココナッツ、モルト、アプリコット、メロン。オーク樽の甘さと、ゴムのようなペッパーのようなフェノールの香りが、ゆっくりとしたフルーツとフローラルの香りと完璧に調和しています。
参考までに、前回リリースされた『 Port Charlotte Islay Barley 2012』を載せておきます。
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