ウォーターフォード蒸留所は2015年にアイルランドに設立された比較的新しい蒸留所です。この蒸留所は原料である大麦の生産地の違いが、出来上がるウイスキーに影響を与えているという考え、いわゆる「テロワール」という考え方をウイスキーづくりに適用している革新的な蒸留所です。
日本語で情報を発信しているウォーターフォード蒸留所のTwitterアカウントがあるので以下にリンクを貼っておきます。新商品やウイスキーづくり、日々の研究成果などについてつぶやいているので、ウイスキーの「つくり」に興味のある方はぜひフォローしてみてはいかがでしょうか。
Waterford Grattansbrook 1.1
ウォーターフォード蒸留所は、世界各国で販売されている「Waterford Lakefield 」と「Waterford Hook Head 」の2商品とは別に、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツの5か国それぞれで特定の農場を割り当て、限定品を販売しています。
Grattansbrookはイギリス
Lackenはフランス
Mortarstownはベルギー
Wilkinstownはオランダ
Tinnashruleはドイツ
です。このなかで、イギリス限定品の「Grattansbrook 」の第一弾、バージョン1.1が販売されました。
アルコール度数は50%で、冷却濾過および着色は行っていません。
テイスティングノート:
ドライでオイリーな余韻の豊かなテクスチャーを持っており、 香りはレーズン、ココアパウダー、マジパン、緑茶、白ブドウ、黒糖の香り。味は柑橘類の皮、タフィー、エキゾチックなスパイス、バナナ。
(thewhiskeywash.comより翻訳)
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